20歳を過ぎてから海外移住を目指した僕の話(米国から豪州、そして香港へ)

米国での語学留学を経て豪州に渡り就業&永住権獲得。更には現地で出会った香港人女性と結婚して2007年に激動の香港へ。海外移住計画遂行時の思い出と、ミッション達成後の生活を綴ります。

教えます! 香港での小学校選び①

海外での生活は、日本では決して知り合うことなんてなかったと思われる人達に出会ったり、決して経験することなんてなかったと思われる出来事を体験したりと、自分の人生を彩り豊かにしてくれる要素が満載ですが、楽しいことが多い半面、(当たり前ですが)苦労することも沢山あります。

 

…で、今の自分を悩ませているのは子育て…、もっと具体的に言うと娘の小学校受験です。f:id:leungstyle:20170913230130j:plain

 

僕の娘は今月(9月)に年長さんになったのですが、香港ではその瞬間から尋常ならぬ受験戦争の火蓋が切って落とされます…、いや、うちは準備を始めるのが遅いほうなのかも。

 

香港で小学校を選ぶ方法には大きく分けて二つの方式があり、一つは学校に直接願書を持っていって面接をお願いする方式で、これは私立校や一部の公立校用。そしてももう一つの方式は「The Primary One Admission System」といって、いわば政府による主に公立校を対象とした抽選方式です。

www.edb.gov.hk

 

まず願書直接提出方式ですが、これは学校によって願書受付期間が大きく異なるようで、自分のパパ友の中には既に願書を提出してきた人もいますし、受付自体がまだまだ先の学校も沢山あります。ただ、大体は9~11月が受付のピークのようで、願書が受理された後に学校が面接の日時を指定してくるため、僕の嫁からは「いつ急に面接が入るかもしれないから、11月までは香港を留守にしないで」と固く言われています、あらら…。

 

もちろん香港でも私立校の方が学費が高いため、できることなら公立校に入れたい…、でもやっぱりブランド力(或いは緩やかな校風?)に惹かれて僕の周りでも大体の人達が私立校や名門公立校にも願書を提出しています。我が家も例に漏れず二校提出してきました(うちは少ない方で、10校以上というのも当たり前みたいです)。我が家はお金がないのでせいぜい学費が8万円/月程度の所ですが(これでもうちには十分高い)、裕福なお友達のご家庭はその倍以上の所にガンガン提出しています、羨ましいこと。

 

因みに、話の順番が若干前後しますが、香港の小学校は「インターナショナル校」、「ローカル校」と大きく2つに分けられていて、更に「ローカル校」は「官立」、「資助」、「直資」、そして「私立」の4つに分類。直接願書は「インターナショナル」と「私立」、「直資」の話です。

 

さて、それでは抽選方式の話へ…といきたいところですが、少し文章が長くなってきたので、続きは次回のブログで。