20歳を過ぎてから海外移住を目指した僕の話(米国から豪州、そして香港へ)

米国での語学留学を経て豪州に渡り就業&永住権獲得。更には現地で出会った香港人女性と結婚して2007年に激動の香港へ。海外移住計画遂行時の思い出と、ミッション達成後の生活を綴ります。

教えます! 香港での小学校選び②

我が家のように余裕のない家庭は、公立校という選択肢も勿論考えるのですが

(そもそも私立校の倍率高すぎ。うちが願書出したところは40倍。これでも低い方だとか…)、

日本のように何もしなくても近所の学校に入学できる…、

なんていうことは決してないのが香港らしいところ。

とりあえず政府による抽選に頼らざるを得ず、

このシステムを「Primary One Admission」といいます。

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 では、教育局が発行しているパンフレットを参考に2017年度版のシステムを簡単に紹介;

 

<第1ステージ>

願書獲得期間(9月4~29日)

 

<第2ステージ> 

A.特定の希望校がない場合→17年9月25日~2018年2月2日に教育局に願書提出

B.特定の希望校がある場合→9月25~29日の間に学校へ直接願書提出(一校だけ)

 

と、まずはここまでですが、先に「抽選」と言っておきながらなんですが、

実はBは学校が生徒を選ぶので、抽選ではないのです。

で、どうやって選考されるかということなのですが、 

ポイント制度というのがあって、

例えば1)親がその学校で働いていたら20点、2)兄弟が就学していて、地元の学校であれば20点、3)両親か兄弟が卒業生であったら10点、4)第一子であれば5点…

という風に換算していって、勿論高得点であるほど合格の機会が高まるということなのです。

 

教育局の資料によれば、Bで志望校に合格する確率は50%ということですが、

我が家が考えている第一志望校では残念ながら娘が獲得できるポイントが低いため、

あまり希望は持てないと思っています。

 

で、第2ステージBの結果発表は11月27日までに分かるのですが、

ここでダメなら、いよいよ抽選会「Central Allocation」に突入です…。